• 2024.03.06
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原田マハさんアート小説『板上に咲く』刊行記念イベント【4/6 会場&オンライン開催】

ゴッホに恋焦がれた青森の貧乏青年・棟方志功は、いかにして世界のムナカタとなったのか?

原田マハさんの3年ぶりの長編アート小説『板上に咲く MUNAKATA:Beyond Van Gogh』刊行を記念し、石井頼子さん(棟方志功研究家) をゲストにお迎えしたトークイベントが決定しました。

棟方志功の孫で棟方研究の第一人者である石井頼子さんと、美術に造詣の深い作家・原田マハさんが、本書の刊行を記念して棟方作品の魅力や人間性などについて語り合います。

会場は日本民藝運動の提唱者・柳宗悦邸。柳自ら設計し、1935年に完成した建物で、東京都指定有形文化財となっています。柳宗悦に見出された棟方志功は、何度もこの邸を訪れ、会場となる居間で柳や日本民藝運動の仲間たちと交流しました。現地でご参加の方々はぜひ書斎や中庭などもご覧下さい。

第一部・第二部とも各20名様をお迎えしてスペシャル・トークをお届けします。

イベント詳細・チケット購入は幻冬舎plusから

登壇者プロフィール

原田マハ(はらだ・まは)

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。12年『楽園のカンヴァス』(新潮社)で山本周五郎賞受賞。17年『リーチ先生』(集英社)で新田次郎文学賞受賞。著書に『暗幕のゲルニカ』『サロメ』『たゆたえども沈まず』『美しき愚かものたちのタブロー』『風神雷神 Juppiter, Aeolus』『〈あの絵〉のまえで』『リボルバー』など。(写真:ZIGEN)

石井頼子(いしい・よりこ)(棟方志功研究家)

1956年、棟方志功の長女・けようの長女として東京都に生まれる。棟方と生活を共にし、その制作風景に接しながら育つ。慶應義塾大学卒業後、2011年の閉館まで棟方板画美術館に学芸員として勤務。展覧会監修や執筆活動、講演などを通じ、知られざる棟方の紹介に努めている。近年は南砺市立福光美術館特別専門員として関連資料のアーカイブ化を推進中。近著『てのひらのなかの神羅万象 棟方志功作品集』(2022年東京美術)。『別冊太陽・棟方志功 仏も鬼も人も花も愛おしい』(2023年平凡社)に編集協力。2023年の「生誕120年棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」に学術協力。

原田マハさんの本