偽りの森
定価 1,650円(本体1,500円+税)
発売
※価格、発売日は紙書籍のものです。
- 発行形態:単行本
- ページ数:304ページ
- ISBN:9784344025172
- Cコード:0093
- 判型:四六判
この作品は文庫または新装版でもお楽しみいただけます。
作品紹介
嘘偽りを"糺すの森"――京都下鴨の暗く深い森を背に佇む老舗料亭、賀茂の家。
美しい四姉妹には、いやらしく哀しい秘密がある。
「私は、本当に、だらしない、駄目な女だ」
老舗料亭「賀茂の家」を営む雪岡家は、もはや名ばかりの没落した家。
美しい母親だった四季子は、幸せで退屈な日々が永遠に続くと信じたままこの世を去った。
残された夫と、四人の美しい娘たち。
夫は、家と家族を置いて旅に出て、残された娘たちは、変わらぬ日々を持て余しているはずだった――。
春樹:雪岡家の長女。
女らしさを嫌う一方、誰かの男にしか欲情できない。
「長女という言葉が、どうして自分をこんなにも傷つけるのだろうか」
美夏:母、四季子に代わり家を支える次女。
夫の性欲が我慢できない。
「どうして母は、他の男と寝たのだろう」
秋乃:母に最も似て美しい三女。
男に失望しているが行為に関心がある。
「自分は姉たちや妹が思うほど、愚かではない。母とは違うのだ」
冬香:四女。
一度京都を離れ戻ってきた。姉たちとは“違う"ことがある。
「やはり自分は男の肌が心地よくて、ないと寂しい」
年に一度、春になると平安神宮の紅枝垂れの前で記念写真をとる。
しかし――今年も同じ春が来るかどうかは、失踪した父だけが知っている。
『女の庭』が大ヒットの著者による、京おんな小説第二弾! !



























