2025年の「私」の話
昨年6月に開催した、上野千鶴子さん、鈴木涼美さん、伊藤比呂美さんによるオンライントーク「限界から始まる、人生の紆余曲折について」から1年半、お三方に再びご登場いただきます。
当時、妊娠中だった涼美さんは、無事ご出産され、現在は子育て、仕事に邁進中です。上野さん、伊藤さんは、どのような時間を過ごされたのでしょうか?
2025年を振り返りつつ、今年の「老い」と「成長」を確かめ合う時間にできたらと思います。
前半はお三方のトーク、後半はご参加のみなさまからの質問にお答えいただく予定です。お申込みくださったみなさまには、事前にお三方への質問をお尋ねいたします。この機会に聞いてみたいことをぜひお書きください。
リアルタイムでご視聴いただけない方には、4週間視聴可能なアーカイブもございます。
たくさんの方のご参加をお待ちしています。
出演者プロフィール
上野千鶴子(うえのちづこ)

1948年富山県生まれ。東京大学名誉教授。2011年から認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。女性学、ジェンダー研究の第一人者。京都大学大学院社会学博士課程修了。社会学博士。1993年東京大学文学部助教授に。1995年から2011年まで東京大学大学院人文社会系研究科教授。『スカートの下の劇場』『家父長制と資本制』『ナショナリズムとジェンダー』『生き延びるための思想』『ケアの社会学』『女ぎらい』『おひとりさまの老後』『女の子はどう生きるか』『在宅ひとり死のススメ』など多数の著書がある。
鈴木涼美(すずきすずみ)

1983年東京都生まれ。作家。大学在学中に、キャバクラのホステス、AV女優などの経験を経たのち、2009年から日本経済新聞社に勤務。記者となるが、2014年に自主退職。恋愛コラムやエッセイなどの執筆で活躍の場を広げるなか、小説『ギフテッド』『グレイスレス』は芥川賞候補に選出された。その他『AV女優の社会学』『身体を売ったらサヨウナラ』『愛と子宮に花束を』『ノーアニマルズ』など著書多数。
伊藤比呂美(いとうひろみ)

詩人。1955年東京都生まれ。78年に『草木の空』でデビュー、80年代の女性詩ブームを牽引。結婚、出産を経て97年に渡米。詩作のほか小説、エッセイ、人生相談など幅広い創作活動を行っている。『河原荒草』で高見順賞、『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞・紫式部賞を受賞したほか、『道行きや』熊日文学賞を受賞。その他『切腹考』『良いおっぱい悪いおっぱい〔完全版〕』『女の絶望』『女の一生』『いつか死ぬ、それまで生きる わたしのお経』『森林通信』など著書多数。




