• 2024.02.28
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幻冬舎新書『凡人のためのあっぱれな最期 古今東西に学ぶ死の教養』刊行記念講座

樋口裕一 凡人のためのあっぱれな生き方・死に方講座【3/16 会場&オンライン開催】

妻がガンで逝ってしまった。61歳だった。

1年あまりの闘病生活で伴侶を亡くした樋口裕一さん。家族が悲しみ、うろたえるなかで、妻ご本人はただ一人泰然とし、「あっぱれな最期」だったといいます。なぜ妻のような「凡人」が、そんな最期を迎えることができたのか? その答えを探す思索の旅を綴ったのが、樋口さんの新刊『凡人のためのあっぱれな最期 古今東西に学ぶ死の教養』です。

天才・モーツァルトや壮絶な死を遂げた正岡子規、そして夏目漱石ら古今東西の文学者・哲学者の死生観を渉猟するなかでわかってきたのは、安らかに悔いなく「あっぱれ」な最期を迎えるのに必要なのは、地位でも名声でも特別な才能でもない、ということでした。

本講座では、世界の先人たちのさまざまな死生観に触れるとともに、樋口さんが伴侶の死を受け入れ、その悲しみを乗り越えた経験を通して、「凡人」である私たちは、どうしたらあっぱれに生き、あっぱれに死んでいくことができるかを、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

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講師プロフィール

樋口裕一(ひぐち ゆういち)

1951年、大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士後期課程満期退学。フランス文学、アフリカ文学の翻訳家として活動するかたわら、受験小論文指導の第一人者として活躍。現在、多摩大学名誉教授。通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長、MJ日本語教育学院学院長。250万部の大ベストセラーとなった『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)のほか、『65歳 何もしない勇気』(幻冬舎)、『「頭がいい」の正体は読解力』『笑えるクラシック』(ともに幻冬舎新書)など著書多数。

樋口裕一さんの本