ついに、来た?

ついに、来た?
ついに、来た?
定価1,540円(本体1,400円+税)
発売日:
※価格、発売日は紙書籍のものです。
  • 発行形態 :単行本
  • ページ数:248ページ
  • ISBN:9784344030640
  • Cコード:0093
  • 判型:四六判

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作品紹介

どうしたものかなぁ……。働いたり、結婚したり、出産したり、離婚したり……、バタバタと歳を重ねているうちに、気づいたら、あの問題がやってきた!?それは、待ったナシの、親たちの「老い」。女性の人生に寄り添ってきた著者による、泣いて怒って笑って、大共感の連作小説。父の死後、年下の男に奔ったサチの母。70歳で男に捨てられ戻ってきたけど、どうも様子がおかしい。「母、出戻る?」元教師で真面目なマリの義父がどうやら惚けてしまった。夫に介護認定の相談をするも、頑として認めようとしない。「義父、探す?」認知症と診断されたマドカの母を夫は引き取ろうと言ってくれた。でも、どうして息子を巻き込むのかと、義母はお冠で……。「母、歌う?」ほか、「長兄、威張る?」「母、危うし?」「伯母たち、仲良く?」「母、見える?」「父、行きつ戻りつ?」全8編。誰もが避けて通れない「親」たちの老いというシリアスなテーマを、著者らしいユーモアを交えて綴る、大共感の連作小説。

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