『本を読めなくなった人たち』をめぐって、日本と欧米の“読む力”を語る夜
稲田豊史さんの著書『本を読めなくなった人たち』は、SNSや動画、タイパ重視の環境のなかで変化する「読書」と「文章」のあり方を鋭く分析し、大きな反響を呼んでいます。

今回のトークイベントでは、同書を自身のニュースレター「Elea.notes」で紹介した、ロンドン在住のジャーナリストで、元ウォールストリートジャーナル東京支局特派員、エリー・ウォーノックさんを迎え、「本が読まれない」と言われる現象は日本特有のものなのか、それとも欧米圏とも共通する変化なのかを探ります。
いま、欧米では何が読まれているのか。
海外から、日本のメディアや出版文化はどのように映るのか。
「長文を読む力」は本当に衰えているのか、それとも別の形へ移行しているのか。
“文章の価値”が揺らぐ時代に、お二人は何を書き、何を届けようとしているのか――。
エリーさんは「鈴木綾」のペンネームで日本語の文章も発表しています。7月上旬には、新刊(ひらりささんとの往復書簡)も発売予定です。英語で書くこと、日本語で書くこと。その違いや感覚についても、お話しいただく予定です。
日本と欧米のメディア環境・読書文化を横断しながら、「読む」「書く」「考える」の現在地について語り合う一夜。
『本を読めなくなった人たち』を読んだ方はもちろん、「最近、自分も集中して本が読めなくなった」と感じている方、出版・メディア・文章表現に関心のある方にもおすすめのイベントです。
みなさまのご参加をお待ちしております。
登壇者プロフィール
稲田豊史

1974年生。ノンフィクションライター、編集者。映画配給会社、出版社を経て2013年に独立。『映画を早送りで観る人たち』(光文社新書)が新書大賞2023で第2位。近著は『本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形』(中公新書ラクレ)。他の著書に『セーラームーン世代の社会論』(すばる舎リンケージ)、『ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代』(PLANETS)、『「こち亀」社会論』(イースト・プレス)、『ぼくたちの離婚』(角川新書)、『ポテトチップスと日本人』(朝日新書)、『このドキュメンタリーはフィクションです』(光文社)、『ぼくたち、親になる』(太田出版)など。
エリー・ウォーノック

ロンドンを拠点に活動するトリリンガルの作家・ジャーナリスト・コミュニケーションの専門家。キャリアのスタートは『ウォール・ストリート・ジャーナル』東京支局で、日本人以外で唯一の特派員として活躍した。フランスのINSEADでMBAを取得後、フィナンシャル・タイムズ系メディア『Sifted』の副編集長として、6カ国15名の編集チームを率い、欧州のテック業界を扱う数々の受賞報道を手がけた。現在は、リード・ホフマン(LinkedIn創業者)が出資するAIメディア企業Everyのマネージング・エディター、そして欧州のベンチャーキャピタルBek Venturesのアドバイザーを務める。





