- 2026.05.08
- お知らせ
松任谷由実氏、金原ひとみ氏、推薦! まぶしい夏の初恋と、二十数年後の再会――時を重ねて描く、感涙の長編大作。
映画「国宝」の熱狂を経て、吉田修一が描く“純粋なもの”。作家デビュー30周年記念作品『タイム・アフター・タイム』5月27日発売決定!
『国宝』の著者、待望の最新作! 作家デビュー30周年へ向けて放つ、心ふるえる長編大作『タイム・アフター・タイム』を、幻冬舎より5月27日に発売します。
著者は、歴代の興行収入ランキングで実写邦画第1位となった映画「国宝」の原作者・吉田修一。同作は、2026年の第98回アカデミー賞で日本映画として初めてメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされ、同年の日本アカデミー賞では10冠を達成するなど、大きな話題となりました。
『タイム・アフター・タイム』は、その吉田氏にとって、映画「国宝」公開後初となる最新長編であり、約2年半ぶりの新作。1997年5月の作家デビューから作家生活30周年イヤーの幕開けを飾る「作家デビュー30周年記念作品」です。
本作は、2025年4月1日から2026年4月9日まで、約一年間にわたり日本経済新聞朝刊に連載された作品を加筆修正したもの。映画「国宝」が2025年6月6日に公開され、社会現象化していく時間と並走するように紡がれていた長編小説です。
高校3年生の夏に始まった二人の一途な初恋と、それから二十数年後の再会。長崎と東京、過去と現在を行き来しながら、失われた時間、胸に残り続ける記憶、そしてもう一度人生を肯定していく力を描きます。
過去を抱きしめ、現在を必死に生き、その先にある未来へと歩いていく……。
『タイム・アフター・タイム』は、作家・吉田修一が、いま改めて「純粋なもの」と向き合った、人生礼讃の物語です。
本作品の書籍帯には、シンガーソングライターの松任谷由実氏、作家の金原ひとみ氏が推薦の言葉を寄せています。
◆松任谷由実氏(シンガーソングライター)
「解像度の高い人物たちと情景描写に惹き込まれ、
どんなに遠くてもなお鮮やかな恋の記憶が立ち上る。」
◆金原ひとみ氏(作家)
「こんなに泣いたら、きっと人生が変わってしまう。
そんな恐怖とともに読み終えました。」
また、刊行に際し、著者は以下のように語っています。
◆吉田修一
「純粋なものに向き合ってみたいと思った。
眩しいくらい純粋なものに向き合った時、自分の心がまだちゃんと動くのか確かめてみたかった。
『タイム・アフター・タイム』は私なりの純粋なものをたくさん詰め込んだ小説です」
『国宝』の熱狂を経て、吉田修一氏が新たに送り出す、感涙の最新長編『タイム・アフター・タイム』は5月27日発売予定。
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あらすじ
建設会社に勤める尾崎颯(おざきそう)は、土砂降りの雨のなか、高校の同級生だった久遠愛(くおんあい)と再会する。
二人は同じプロジェクトの担当者として再び言葉を交わすようになるが、建築家のデザイン盗用疑惑によって計画は暗転。さらに尾崎の家庭にはスキャンダルが迫り、久遠もまた癒えない心の傷を抱えていた。
揺れ始める心はやがて、二十年数前の夏へと引き戻されていく。
「取り返しのつかない間違いをした。でも、大切な人のそばからは離れなかった」
青く輝く海と空に歓喜したあの頃と、眩しさを見つめ返せない今――東京と長崎、現在と過去を往還しながら、痛みも後悔も優しさも、すべてを抱きしめてあたためる長編大作。
著者紹介
吉田修一(よしだ・しゅういち)
1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒。97年「最後の息子」で文學界新人賞を受賞してデビュー。同作が芥川賞候補となる。2002年『パレード』で山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で芥川賞、07年『悪人』で大佛次郎賞と毎日出版文化賞、10年『横道世之介』で柴田錬三郎賞、19年『国宝』で芸術選奨文部科学大臣賞と中央公論文芸賞、22年『ミス・サンシャイン』で島清恋愛文学賞、25年映画「国宝」に関連して野間出版文化賞を受賞。他に『怒り』『太陽は動かない』など著書多数。





