道尾秀介デビュー作『背の眼(上・下巻)』新装版、初版版は特別しおり付き!

さまざまな試みでミステリの世界を掘り下げ、新たなエンタテイメントの形を次々に作り出している道尾秀介さん。

道尾さんの原点を、知りたくないだろうか?

そう!今こそ、道尾さんのデビュー作を開いてみよう!

このたび、幻冬舎文庫より、道尾秀介デビュー作『背の眼』の上下巻が新装版で登場した。

イラスト:kokuno
装丁:bookwall

この物語で活躍するのが、「霊現象探求家の真備庄介」と「ホラー作家の道尾秀介」。
真備は”霊に会いたい男”であり、道尾は”霊に振り回される男”だ。まさに”迷”コンビ!

そして、お気づきの方も多いかもしれないが、上巻のカバーのイラストは、真備。下巻のイラストは、道尾。である。

さて、初版版には、特別しおりがセットされている。

kokunoさんによるカバーイラストがしおりになり、裏側には、このためだけに道尾さんが書いてくださったメッセージが入っている。

僕がこの作品を生み出したとき、
この作品も僕を生み出してくれました。
――道尾秀介

……胸にグッとくるコメント…!

左の「真備」は上巻に、右の「道尾」は下巻に入っています。

それにしても、この『背の眼』。エンタメ要素がすごい密度でギュッと盛り込まれていて、ぐいぐいと”憑り込まれ”ていくこと必至。

秋の夜長にはぴったり!ぜひお楽しみください。

作品情報