- 2025.07.15
瀧羽作品!?をいろんな角度から楽しんでくれたコメントを集めてみた~『妻はりんごを食べない』

話題の新刊『妻はりんごを食べない』。
ところで、このタイトル、気になりますよね!? このタイトルの理由がわかったときの気持ちについて言及してくださった書店員さんもいらっしゃいました。
また、「いつもと違う瀧羽作品」を楽しんでくださった様子をお伝えしてくださる、瀧羽さんファンの書店員さんの声も、とてもありがたく思いました。
まだまだ続く、色んな声、ご紹介します!
夫婦の生活には不満不服もなさそうなのになぜ? もしかして主人公は気付かずに何かやってしまっているのだろうか? それとも妻の不貞? 気になる気になると一気読み。主人公の感情があまり激しくないどころか起伏がなく、それがまたサスペンス味を帯びていてなかなか読ませるなと思った。
そしてタイトルが何より秀逸。知っているようで知らないことを表していてゾクッとしました。
(宮脇書店ゆめモール下関店/吉井めぐみ)
タイトルの付け方が面白いと思うと同時に、夫婦の在り方について考えさせられました。
(未来屋書店水戸内原店/菊地愛美)
読書中「もう、お互いぶちまけてくれ!」と何度思ったことか。
タイトルの意味、二人の秘密を見届けて欲しい!
(東京旭屋書店新越谷店/猪股宏美)
などなど、タイトルについて、気にしてくださったコメント、瀧羽さんも喜んでいました!
また…
実体のない煙か何かを追い掛けている不思議な感覚で読んでも読んでも全然掴めないもどかしさにひたすらページをめくってしまいました。
読み終わって、あ! そういえばこれ瀧羽麻子の作品!?
と再確認してしまうほどイメージが違うことにも本当にびっくりしました。
(岩瀬書店富久山店/吉田彩乃)
話が進むにつれどんどん不安になるのですが、安心して読んでください。
この作品は、数々の優しさで包んでくれる作品で読者を魅了している瀧羽作品です。どんどん不安に陥り、そして温かく包まれてください。
(蔦屋書店長野徳間店/宮川謙一)🍏
そのほかにも
良い人と良い行いしか出てこないのに、ハラハラドキドキさせられる物語運びの妙を堪能しました!
(エムズエクスポ盛岡店/菅原幸治)
最後までずっとドキドキしながら、次の展開が楽しみで本当に一気読みしました!!
温かみとワクワク感とおしゃれさで目が離せない面白さ!
時間がたってもおいしい愛のアップルパイ小説をぜひご賞味あれ!
(京都大学生協ブックセンタールネ/津田遥音)🍏
映画好きな暁夫の人生こそ映画のようで
ハラハラしたり、じんわりしたり、まだまだ続くこれからをエンドロールが流れるまで見届けたい気持ちになりました。
(未来屋書店入間店/佐々木知香子)🍏
次第に妻を見失い、手探りで探し続ける過程にドキドキしながら読み進めました。
だけでなく、義弟との名? コンビぶりにはニヤニヤし、豊かな自然の描写に郷愁を覚え、家族の愛情に温かさも感じ、
スリリングかつほっこりという、何とも不思議で心地よい作品でした。
(鹿島ブックセンター/八巻明日香)🍏