明け方の若者たち

明け方の若者たち
明け方の若者たち
定価1,540円(本体1,400円+税)
発売日:
※価格、発売日は紙書籍のものです。
  • 発行形態 :単行本
    オーディオブック
  • ISBN:9784344036239
  • Cコード:0093

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作品紹介

安達祐実、村山由佳、尾崎世界観、紗倉まな、今泉力哉、長谷川朗、絶賛! 

近くて遠い2010年代を青々しく描いた、人気ウェブライターのデビュー小説。



「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」

その16文字から始まった、沼のような5年間。




明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った彼女に、一瞬で恋をした。本多劇場で観た舞台。「写ルンです」で撮った江ノ島。IKEAで買ったセミダブルベッド。フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり。

世界が彼女で満たされる一方で、社会人になった僕は、""こんなハズじゃなかった人生""に打ちのめされていく。息の詰まる満員電車。夢見た未来とは異なる現在。深夜の高円寺の公園と親友だけが、救いだったあの頃。



それでも、振り返れば全てが、美しい。

人生のマジックアワーを描いた、20代の青春譚。




ドキドキする。好きな人を想うときみたいに。 

――安達祐実(俳優) 

痛くて愛おしいのは、これがあなたの物語だからだ。カツセの魔法は長編でも健在。

――村山由佳(作家) 

どうしても下北沢に馴染めなくて、逃げるように乗った井の頭線。通り過ぎた明大前のしみったれたお前。お前にあの頃出会いたかった。 

――尾崎世界観(クリープハイプ) 

ひたむきに生きるとは、こういうことなのだと思う。 

――紗倉まな(AV女優) 

人にフラれて絶望するという経験をせずに死んでいくのか、俺は。と絶望したし嫉妬した。 

――今泉力哉(映画監督) 

「こんなはずじゃなかった」未来を生きている大人は共感しかない。甘い恋愛小説と思って読んで後悔した。

――長谷川朗(ヴィレッジヴァンガード下北沢 次長)

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