小林秀雄の後の二十一章

小林秀雄の後の二十一章
定価6,050円(本体5,500円+税)
発売日:
※価格、発売日は紙書籍のものです。
  • 発行形態 :単行本
    電子書籍
  • ページ数:544ページ
  • ISBN:9784344028067
  • Cコード:0095
  • 判型:A5判
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作品紹介

この国の危機は政治や経済にあるのではない。
国語の空虚化、文学の衰退、すなわち、日本人の核となる
精神の喪失こそが、最も深刻な危機である。
小林秀雄の正統な後継者として名乗りをあげ、
文藝批評をとおして精神と言葉の再生に挑む、
真摯な野心にあふれた本格文藝評論集。

【目次】

戰後七十年目の國體論――日本の守るべき「ぎりぎり」について

《I》
靖國で歌つた「君が代」
日本の國家像、それ以前の話
江藤淳『忘れたことと忘れさせられたこと』――或いは思ひ出さねばならぬ一番大事なこと
安岡正篤の「戰後」――その洞察の核心
川端康成の戰中日記
江藤淳『漱石とその時代』――明治の憂鬱
勝海舟『氷川淸話』――歴史を見通す眼
司馬遷『史記』列傳――古代、支那は文明であつた

《II》
石村利勝君の詩
ルソー『告白』――無私の精神と「近代」
ドストエフスキー『死の家の記録』――強力な生命力の発露
人、人、人――或いはストーカー、若きウェルテル、ビル・ゲイツ
カラヤンとフルトヴェングラーの《第九》
音樂と政治――ダニエル・バレンボイム試論
ティーレマンのブルックナー《第八》
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《III》
平野啓一郎『決壞』――戰後レジームの「決壞」としての、
川端康成『古都』――亀裂と抒情
日本語といふ鬼と偉さうな男たち――水村美苗『日本語が亡びるとき』熟讀

《終章》
天上の序曲「もう何も言はぬ」の後に――靈界鼎談 小林秀雄・福田恆存・三島由紀夫

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